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脳画像の利用の仕方 FOR PT,OT,ST

PT,OT、ST向けの脳画像の読み方をMRIを中心になるべく簡単に解説してみる

前頭葉 内側面(補足運動野)の役割

前頭葉内側面の役割

 内側面は、大脳辺縁系基底核などと密接に連絡をとっています。

つまり、難しくお話しすると

発動性障害が現れることになります。

発動性障害とは、運動の減退や開始の遅延さらに悪化すると無道性無言状態になります。

覚醒の低下、注意水準の低下などが代表例です。

 

簡単に言えば、内側面の障害がみられると、情動つまりはやる気(元気)がなくなってしまい、最終的にはおじぞうさんのようになってしまうということです。

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内側面の探し方

内側面は、脳室(ソラマメ)が描出されていない、大脳縦裂と接している脳回、もしくは、上前頭回を指しています。普段の臨床で、患者様を観察していて覚醒が悪いなとか、運動の開始、言葉の開始が遅いなと思ったら、画像を参照し、病変が内側面にないかチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

内側面が同定できない方は下記の記事をお読みください

tsukasaseikatsu.hatenablog.com

tsukasaseikatsu.hatenablog.com

 

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ガッツリ、障害されている例は、前大脳動脈域の脳塞栓症の患者様や、ラクナ梗塞の融合がある方なんかが臨床でよく経験します。

※ 内側面は脳の可塑性が強い部分です。治癒する可能性が高いってことですね