脳溝の解剖
脳溝の解剖
脳の機能解剖を理解するにはもちろん、脳溝の解剖をMRIやCTの画像から同定する必要がでてきます。
画像診断には、解剖の知識が必須なのです。
まずは、解剖を学びましょう!
前頭葉の脳溝
脳の溝には、それぞれ名前がついています。
まず、脳を前と後ろに分断する(前頭葉と頭頂葉) オレンジ色の脳溝を中心溝といいます。中心溝の後ろは中心後溝(赤線)、反対に中心溝の前は中心前溝(肌色)になります。
次に上下を分断する線(青線)はシルビウス溝とよばれ、上側を前頭葉、下側を側頭葉にわけます。シルビウス溝の最終端は、頭頂葉に到達します。また、シルビウス溝は、水平枝と上行枝に枝分かれします。
前頭葉はさらに、上から上前頭溝、下前頭溝にわかれ、これらの溝は中心前溝にぶつかります。
頭頂葉 側頭葉の脳溝
中心溝の後ろが中心後溝、頭頂葉を上下に分断するような形で頭頂間溝があります。
側頭葉には、シルビウス溝と平行に上から上側頭溝、下側頭溝という名前がついてます。
上記の脳溝の名前はしっかりと憶えましょう!
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