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脳画像の利用の仕方 FOR PT,OT,ST

PT,OT、ST向けの脳画像の読み方をMRIを中心になるべく簡単に解説してみる

MRIの基礎

 

MRIの画像の種類と違い①

 

MRI画像にはいろいろな種類の画像があります。

T2強調画像

T1強調画像

FLAIR画像

拡散強調画像(DWI、ディフュージョン

 

さて、これらの画像の違いはなんでしょうか?

どうしていろいろな画像があるのでしょうか?

 

以下に解説していきます。

 

下記に表示さいた画像は どの画像になるかわかりますか?

 

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 答えは・・・ T2強調画像です

 

 

T2強調画像とは

 

 

簡単に一言でいってしまうと

水を強調(白く)した画像です。頭の中で白い部分は脳室(青矢印)や眼球(赤矢印)などになります。

脳室内には、脳脊髄液で満たされています

f:id:tsukasaseikatsu:20170117164045j:plain

 T2強調画像で白が意味することは

  それは、 お水がありますよ ということです。

 

でも、頭の中にはいろいろな組織がありますよね?(水・脳みそ?・骨・血管など)

はい、これらの組織を見分けるためには、次で紹介するT1強調画像が必要になります。

 

T1強調画像とは

こちらも一言でいうと

脂肪を強調(白く)した画像です。

あれ??? 頭に脂肪ないでしょ?

 

実は、神経細胞髄鞘といわれる場所(白質)に脂肪があるんです。

電気信号を絶縁するために、脂肪が使われているんです。

 

FLAIR画像とは

 

 こちらはT2強調画像(水強調画像)の改良版です。

お水を抑制した画像になります。

 

 水=正常組織   病変(梗塞巣、腫瘍)=濁った水

 

と考えると

 

病変のみが浮かび上がってくることになります。

 

こちらは、脳の障害部位を見つけるときにとても重宝する画像です。

 

拡散強調画像(DWI)とは

早期の脳梗塞のみを浮かび上がらせる画像(白く描出)です。

この画像のおかげで、早期に脳梗塞を診断することができ、早期の治療に移行することができるようになりました。

 

血栓溶解療法です

 

CTでも、脳梗塞を診断することは可能ですが、はやくても4時間いえ、実際はもっとかかります。

また、脳溝の消失という形で病変が描出されるため、診断には熟練が必要なのも事実です。

 

 

さてさて、いろいろ書いてきましたが、MRIにはいろいろな種類があるということその特徴などはつかむことができたと思います。

 

次回は、もう少し補足を加えたいと思います

 

 

MRIの基礎については下記の本がとても参考になります。

MRIの入門書としてとてもわかりやすい本です

自分がMRIをはじめて学んだ時に購入して読んだ本です

 

MRIの基礎知識とMRIの装置、シーケンスについてのことがかいてあります。

 

高原太郎先生でMRIの勉強会などでよく講師をされている先生です。

 

ご興味のある方はご購入してください。

 

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